木下 千代子 [Kinoshita Chiyoko]
日本・女優 より 初演映画「千鳥なく夜」、最近は種々の時代劇に出演して、相當のフアンを持つてゐる。本名折口千代子、明治三十六年東京に生る。趣味は三味線。 『世界のキネマスター』(1925年5月、報知新聞社出版部) 本名 … 続きを読む : 木下 千代子 [Kinoshita Chiyoko]
日本・女優 より 初演映画「千鳥なく夜」、最近は種々の時代劇に出演して、相當のフアンを持つてゐる。本名折口千代子、明治三十六年東京に生る。趣味は三味線。 『世界のキネマスター』(1925年5月、報知新聞社出版部) 本名 … 続きを読む : 木下 千代子 [Kinoshita Chiyoko]
日本・女優 より 本名は藝名と同じの平塚泰子。まだ十四歳である。 生れは大阪南區鹽町一丁目。 好きなものは遊藝と讀書 – 殊に大衆文藝、嫌ひなものは若い男と夜間撮影ださうである。 『キネマの人々』 朝島黎 … 続きを読む : 平塚 泰子 [Hiratsuka Yasuko]
以前から何度か紹介してきている月刊誌『冨士』の付録、今回は1935年度版で表紙は霧立のぼるさん。トーキーがほぼ定着した状況で、映画を彩ってきた音楽と同時期に隆盛を誇り多くのスターを生み出していた歌劇とをメインに据えた構成 … 続きを読む : 昭和10年(1935年)9月: 『小唄と主題歌 映画・レビュー大写真帖』冨士9月號附録
日本・男優より 『活動之世界 新年特別号』収録のポートレート 映畫界に這入つてから漸く二年になりましたが、最初の頃は唯理もなく、カメラの前に立つて居たのに、段々と様々な經驗幾分映畫と謂ふ物を識つて來た此頃になつて、初めて … 続きを読む : 山本 嘉一 [Yamamoto Kaichi]
日本・男優 より 世界的の映畫俳優と云はれる早川雪洲が帝劇で實演の舞臺に立つと云ふのが評判となつて、九月の帝國劇場は興行的には大成功であつた。[…] 脚本は雪洲好みとも云ふべき翻譯物の『天晴れウオング』と題す … 続きを読む : 早川 雪洲 (1886 – 1973) 1930年の舞台劇「天晴れウオング」
日本・男優 より 本名は髙橋英二 [原文ママ]、チヤキチヤキの神田ッ兒で明治三十六年生れ、大正九年七月大正活映に入り故栗原トーマスの下で『邪性の淫』の主演をやり、其後東亞、阪妻プロダクシヨンを経て十四年十月日活に入社し現 … 続きを読む : 岡田 時彦 [Okada Tokihiko]
日本・男優 より 彼は明治三十七年十二月に京都市下京區西ノ京伯樂町で生れた。法政の豫科を出てから大正十三年三月に日活に入り、最初の主演映畫『大地は微笑む』に依つて始めて彼れの天分を認められて一躍名聲を博した。其後『人間』 … 続きを読む : 中野 英治 [Nakano Eiji]
日本・男優より 本名松崎一郎。明治卅七年東京に生る。原籍は長野縣。日本大学美學科に學び大正十三年松竹蒲田へ入社、後一時松竹を去つて大正十五年十一月再度蒲田の人となる。主な近作は「微笑む人生」「巨船」等。身長五尺六寸。體重 … 続きを読む : 結城 一朗 [Yûki Ichirô]
日本・男優 より 本名三枡豐三郎、明治二十五年三月、名古屋市に生る。明治四十年東京三崎座で高田實を師として初舞、大正十年八月松竹キネマに入社、「琵琶歌」「金色夜叉」等に出演、大正十一年十二月日活に入社、「血と靈」「女性は … 続きを読む : 三桝 豊 [Mimasu Yutaka]
日本・男優より 本名小笠原長英。明治卅七年東京市外に小笠原長生氏の次男として生る。小笠原明峰氏の弟。學習院髙等科を卒業後映畫に投じ昭和三年十月、日活時代劇部に入社し、昭和五年八月現代劇部に轉籍す。主な近作は「英傑秀吉」「 … 続きを読む : 楠 英二郎 (小笠原 章二郎) [Kusunoki Eijirô]
日本・男優 より 本名、山本德麿。二十七歳。 神戸市切戸町の生れである。 繪畫と登山とカルピスが好きで、不眞目と借金が嫌ひ。 「何でもいゝから命がけの映畫を作つてみたいと思ひますね。かう、見て居てガーンと來るやうな、或は … 続きを読む : 團 德麿 [Dan Tokumaro]
日本・男優 より 明治三十六年東京で生る。本名澤武史、東亞キネマ等持院の時代劇部の幹部として光岡龍三郎と共にチヤンバラで人氣あり。出演映畫は『痩浪人』『鳴門秘帖』『神陰流』等多數あり、最近二枚目として主演することあり『悲 … 続きを読む : 雲井 龍之助 [Kumoi Ryûnosuke]
情報館・ノベリゼーション [日本]より 活動寫眞興業者は觀客吸引策に就いてニ六時中その頭腦をなやめてゐる。東京電氣館がニコニコ大會を前後數囘開催して非常なる成功を遂げてから、此事あつて日本全國の常設館に於いてニコニコ大會 … 続きを読む : 1916 – 『滑稽喜劇 ニコニコ大會』 (河野紫光、春江堂)
情報館・9.5ミリフィルム&パテベビー関連資料 より パテベビー映写機の百寿の記念日が近づいてきています。フランスでは12月にパテ/ジェローム・セイドゥ基金主催のシンポジウムが開催予定、日本では京都おもちゃ映画ミュージア … 続きを読む : 1934 – 昭和9年2月 『パテーベビー月報 第48号』
映画史・日本 より 浪次は唯目を睜(みは)るのみ。事の意外に物も云へなかつた。 「浪次さん。妾からこそお願ひします。三重子といふ者は憎いでせう。其憎い妾に可愛い我子を渡すのは定めし辛くもお思ひでせうが、輝雄の爲、彼の子 … 続きを読む : 1922 – 『二人静』 (日活向島)を観る @発掘された映画たち2022/国立映画アーカイブ
映画史・日本 より 時は寛文(1661年)。播磨姫路の米問屋、但馬屋では一人娘の結婚が決まりにぎやかな雰囲気が漂つていた。 そんな中、一人浮かぬ顔をしているのが当のお夏(柳さく子)であつた。使用人の清十郎(中濱一三)と秘 … 続きを読む : 1926 – 『お夏清十郎』(重宗務監督、松竹蒲田)
National Anthem Kimigayo (1931, Chiyogami Eiga-sha, dir/Ôfuji Noburô) 無声映画からトーキーへの移行が進みつつあった1930年代初頭、伴野商店が始動させ … 続きを読む : 1931 – 9.5mm 『國歌 君か代』(千代紙映画社、大藤信郎) 伴野商店プリント
以前に紹介したターレット式のフィルター付きモトカメラに付属していたワイドコンバーター。仏パテ社が発売していたモトカメラ用「アンプリ・パテ(Ampli-Pathé G2)」の日本版コピー商品。 元箱に「九ミリ半用/ダイヤ望 … 続きを読む : 1930年代 仏パテ社モトカメラ用ワイドコンバーター&フード (日本製・ダイヤ印)
撮影中に絞りを開いたり閉じたりする「アイリス・ショット」用の専用フェイダー。パテ社でも同種のアクセサリーが発売されていて、こちらは日本製ノーブランドのコピー版。 パテ社のモトカメラ発売は1927年までさかのぼるのですが、 … 続きを読む : 1930年代 「ベビー・アイリス」(日本製・無銘)
「伴野商店」より Nagisa (“Science On The Shore”, c1932, Tokio Cinema Co.) c1932 Banno Co. 9.5mm Print 夏休みの … 続きを読む : 1930年頃 – 『趣味の理科 渚』(東京シネマ商会、撮影・川谷庄平) 伴野商店9.5ミリプリント